ヒトトナリ

私自身を見つける、活かす――5/14ワークル発表会レポート

time 2017年06月07日

私自身を見つける、活かす――5/14ワークル発表会レポート

5月14日(日)、東京駅で開催された『ワークル発表会~“私を活かして生きる”には~』。満員御礼の大盛況に終わりました!

 

当日の集合写真!みんなで"Workle"のWポーズ!

当日の集合写真!みんなで“Workle”のWポーズ!

 

今日は、イベントの様子を当日参加していた会員の佐藤由佳さんがレポートしてくださいます。彼女は、イベントを通して何を受け取り、何を感じたのでしょうか?

<当日コンテンツ>
【第一部】新しい“働く”の仕組みパネルトーク~これからの生きる・働くを探る~
【第二部】実践者のストーリシェア ~私を活かして生きるを考える~
【第三部】グループ対話 ~私を活かす実践について話す~

『私自身を見つける、活かす』

体温が上がっていく感覚があった。

 

それは紛れもなく“心の体温”のはずだったが、私は翌日に謎の高熱を出し、しばらく唖然と過ごしたくらいである。心と体はやはり繋がっているのか。

 

 

それはさておき“発表会”というと、小学校の学習発表会とか新入社員研修の成果発表会とか、どこか形式ばったものを思い浮かべがちだった。

 

この日に体験したそれは、「ワークル発表会」というイベントの呼び方に少しケチをつけたくなるくらいに、既存の枠組みや様々な立場を超えた自由な場だった。

 

「生きる・働く・自由」?

第一部「新しい“働く”の仕組みパネルトーク ~これからの生きる・働くを探る~」ではLIFULL井上社長、ランサーズ秋吉社長をゲストに、トークが展開された。

 

 

特に印象に残ったのは井上社長がおっしゃっていた世界平和という言葉とliving anywhereの考え方。

 

「世界平和のために働いている」だなんて今まで聞いたことがあっただろうか。

 

社会人1年目で社会の厳しさを痛感し、一度立ち止まってしまった私には、到底想像もできない”働く理由”であった。その言葉にたどり着くまでの道のりには、どんな景色があったのだろうか、自らの目で見てみたい気もした。

 

 

一方“living anywhre”について、これは孫泰蔵氏が提唱している新時代のコンセプトである。イベント終了後詳しく知りたくなり、ネットで見つけたランディングページにはこんなことが書いてある。

 

イメージしてほしい。いつ、どの国の、どんな場所に行っても、ストレスなく同じ仕事ができて、不安なく医療を受けられて、妥協なく子供に教育を与えられる暮らしを。水が、電気が、ガスが、食料が、電波が、場所に縛られることなく手に入る暮らしを。そんな未来が現実になった時、私たちはきっと、想像を超えた世界を生き始めているだろう。
http://www.livinganywhere.org/より引用)

 

本当にそんな現実が手に入るの?と杓子定規なことを言ってみたくなる。

 

しかし考えてみれば、どこでも“生きられる”というコンセプトは、どこでも“働ける”というコンセプトのもう一歩先にある。

 

だとしたら、あとは電気・水道といったライフラインや住む家をanywhereなものにするという課題が残るのみである。あとのものはすでに、持ち運び可能なものとして整いつつある。

 

そうすると最終的に大事になってくるのは、そうやってものすごいスピードで整いつつある「自由」をいかに私たちが手にし、利用し、撹拌していくか、そんなところにあるのではないかと思った。

 

 それぞれの冒険、現実の延長線上に。

第二部「実践者のストーリシェア ~私を活かして生きるを考える~」では、ワークル会員の7人の発表者が一人一人の冒険を語った。冒険という言葉にふさわしいそれぞれの生き方・働き方を知ることができた。

 

 

中でも井上千絵さんが発表の中でおっしゃっていた「フォーカスモデル」の活用という考え方は、今すぐにでもやってみたい。

 

フォーカスモデルとは自分の身の回りにいる自分の半歩先を行く人を表す造語だそうで、「学生・ママ・仕事」の3つを同時にやりたい!と思った時に思いついた言葉だという。実際にその3つを同時にこなしている身近な人物を探しだし、生活の一つ一つを参考にしたというのはとても現実的である。

 

まさにこういう生活がしたい!と思う人には手っ取り早い方法だと思った。

 

 

また井上さんの話でもう一つ印象に残ったのは、今まで出会ってきた人を振り返るということ。

 

自分が今やってみたいことを一緒にできそうな人はいないか新しく出会った人の中から探すのも良いが、実はすぐ側にいる人や、しばらく会っていない友人と思いがけず意気投合する、なんてこともあるかもしれない。そうやって、今までとこれからをうまく繋げていくことで自分らしい働き方・生き方を見出していけるのではないかと感じた。

 

転機は、今この瞬間にある。

今、私たちが生きる2017年の今、あらゆる制約がますますなくなり、個人の可能性を存分に活かす、このイベントのタイトルにもある「私を活かす」ことができる世の中になりつつある。

 

環境は用意され、身の回りにはたくさんのチャンスがある。あとは、一人一人の個人がいかに”私自身”を見つけ出すか。実はそこが一番難しいのだと感じた。

 

「自分のやりたいことはこれだ!」と一つに定める必要はない。しかし「これだ!」と感じ取る力や、今この瞬間の身体感覚を大切にする力は必要なのかもしれない。

 

溢れる情報の中からいかにワクワクを汲み取り、どんな世界に自分自身が存在していたいのか、そんなことを大切にしていきたい。ワクワクしたその瞬間に、転機があるのだろう。

 

執筆:佐藤由佳

会員のコラム

会員を知る