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ライフル×ランサーズ×ワークルから生まれるものとは?~ワークル発表会第一部予告~

time 2017年04月25日

ライフル×ランサーズ×ワークルから生まれるものとは?~ワークル発表会第一部予告~

5月14日に行われるワークル発表会では、第一部で株式会社ライフル代表取締役社長の井上高志さんと株式会社ランサーズの秋好陽介さんと弊社代表の町塚のパネルディスカッションがあります。
キーワードは今回のワークル発表会のテーマになっている”私を活かして生きる人”。秋好さんも井上さんも、そして町塚もそのための仕組み(システム)を作る側です。井上さんはライフルという日本一働きがいのある”会社”を経営していて、秋好さんは組織ではなくフリーランスの人たちに向けた”テクノロジーを活用したプラットとフォーム”を作っていて、ワークルは”サードプレイス”で個を活かす仕組みを作っているという点で3社ともやっていることは違います。
当日話すことの予告として、町塚にワークルの運営をしている外山がインタビューをしてみました。
どうしてこの2社は“私を活かして生きる人”を生む組織にしているのか、当日聞くときに知っておくとより理解しやすくなると思います。

<ライフル井上高志さん>組織文化の軸は内発的動機

外山:まずは井上さんのお話をお伺いしてもよいですか。

 

町塚:井上さんの経営している株式会社ライフルは『安心と喜びが得られる社会の仕組みをつくる』という理念をとても大切にしているんだよね。役員が一体となって理念に一致する行動をとことはもちろん、社員一人ひとりの声をすいあげて、ビジョンの浸透度を高める土台を作っている。

その基盤を作った上で加えて、新規事業の起案制度とか、コーポレートユニバーシティで理念を実現するためのあふれる挑戦機会を作っている。

井上さんはリスクとって失敗してみろということを掲げて、ちゃんと社員にも伝わっていて組織の仕組みにもなっているところが素晴らしいと思う。

 

外山:私も実際に働いていると理念と現実が一致しているってすごく重要だと思うんですけど、なかなか実際難しいですよね。利益に直結するわけではないですし。

 

町塚そうだね、働き甲斐という言葉に象徴されるように、仕事と社会と私のつながりを大事にする人が増えてきている中で、理念の実現を着実に実行している組織は本当に素晴らしいと思う。実際には、理念ってなかなか数値化が難しかったり、利益に結び付けるのが難しかったりするからね。

 

外山:町塚さんは井上さんが理念を実現している組織を作っている理由をどう考えているんですか?

 

町塚根本にある内発的動機という組織哲学がしっかりしているからだと思う。内発的動機というのはほかの言葉にするとWillややりたいことなんだけれど、個人的にはたくさんの哲学があるなかでどうしてそこにたどりついたのかっていうのが気になっているかな。

 

外山:やっぱりそういうところはリクルートと近いですよね。

井上さんの話から参加者の方々にはこういうことを受け取ってほしい、ということはありますか?

 

町塚:ライフルという最先端を走っている会社の組織哲学とデザインを伝えることを通じて、将来的にはライフルのような会社が生き残っていく、ということが伝えたいなと。最先端の組織は内発的動機を大切にしているから、みんなにも内発的動機を大切にしようって思ってもらいたいかな。

 

外山:どうしてライフルが最先端なのか、ってところが個人的にすごく気になるので、ぜひ話してほしいです。私が一つ理由として思うのはこれからの時代の変化に伴って、ということもありますよね。

 

町塚:そう考えると改めて、内発的動機と社会の変化って何がリンクしているんだろうね。

 

外山ライフシフトやワークシフトの話になると思うんですけど、10年前誰も今がこうなるなんて予測できなかったし、てことは10年後もどうなっているかわからないのであれば、外的な会社の中や自分以外で理由をもとめるのではなくて、自分主体で動かないと淘汰されていく・・・みたいな感じですかね?私もロジックはわからないですけど、そういう人がずっと楽しく働くんだろうなっていう(笑)。

 

町塚:うん、そうだね。先行きがわからないっていうのもあるし、外部インセンティブを得たり、勝ったりしても、人は意外と幸せにならないってことがちゃんとわかってきた感はあるよね。

 

外山:井上さんがライフルを立ち上げた10年前からこれを予測してたんだと思うとすごいですね。最近やっとみんなが言語化していると思うんですけど、10年前からそれを持っていたとしたら、どうしてそれを読めていたのか、個人的に気になります。

 

町塚:というよりは、単純に井上さん自身が楽しんで日本一働きがいのある会社をつくろうって掲げて人を集めて聞いてきて生まれたことだと思う。

 

外山:井上さんから権威と知名度を持っていたら、時代をデザインできちゃうじゃないですか。変えたいものを変えれちゃうってすごいしうらやましいですね。

 

<ランサーズ秋好陽介さん>根っこにあるのは「人事を尽くして天命を待つ」

外山:ランサーズは結構近しいサービスがほかにもあると思うんですけど、町塚さんが考えるランサーズの特徴ってなんでしょうか。というのはどうして今回秋好さんなのか、ということを伺いたいです。

 

町塚:仕組み(プラットフォーム)の文化や雰囲気って創業者の人柄や人格を反映すると思っていて、ランサーズもその通り。

秋好さんがどんな人かというと、一番端的に表れているのは「※人事を尽くして天命を待つ」という秋好さんの好きな言葉。ランサーズの仕組みはまさに個人でできることは全部やってあとは天命を待つだけだって感じがしています。

※自分の全力をかけて努力をしたら、その後は静かに天命に任せるということで、事の成否は人知を越えたところにあるのだから、そんな結果になろうとも悔いはないという心境のたとえ。 南宋初期の中国の儒学者である胡寅の『読史管見』に「人事を尽くして天命に聴(まか)す」とあるのに基づく。

 

外山:なるほど。そこをあえてフリーランスという文脈で切り取っているということなんですね。

 

町塚:組織と個人の関係性の話でいうと、組織の力は必ず弱まってくる。個人が組織に依存したらだめだっていう潮流が強くなってきている中で、だったら個人として本当に自分のやりたいこと好きなことを活かす、つまり人事を尽くしていくっていうことで、ランサーズはそれを支援するシステムな気がするんだよね。

 

外山:自分のできること、好きなことを仕事にしてみるっていうのが人事を尽くすってことで、あとは運に任せる、的な感じですね。

 

町塚:あとは、秋好さんが見ているランサーズオブザイヤーに出場しているような自分の責任で自由に楽しく生きている人の話を聞きたいね。そういう生き方をしている人が“私を活かして生きる人”なので、その最前線の話は参加者の人にもすごく役に立つと思う。

 

外山:ある意味第2部のワークル会員と同じですね。

秋好さんの話から参加者に受け取ってほしいことはなんですか?

 

町塚:個人で「人事を尽くさない」といけないっていうのが思ったより早くくるということ。
言い方は違うけれど、井上さんの話から受け取ってほしいものとほとんど同じなんだよね。

 

ライフル、ランサーズ、ワークルが補完しあうことで最適なシステムが生まれる

外山:今話を聞いていてライフルとランサーズは同じことを目指しているんですけど、なんかちがうなと。サービスとかビジネスではなくて。ライフルの方が組織内ということもあって至れり尽くせりで、ランサーズは個人の主体に託されているのでさらっとしている感じですかね?場の違いもあると思うんですけど、その他の点で3社の特性とかが見えるとおもしろそうですね。

 

町塚:そうだね。それでいうとワークルはほかの2社と違うところが明確で、ライフシフトのフェーズでとらえると、ワークルは※エクスプローラーからインディペンデントプロデューサーのところで、ライフルやランサーズはそのあと、これだっていうものを決めて、もって働いているインディペンデントプロデューサーのステージの人が多いと思う。

※エクスプローラー=選択肢を狭めずに幅広い針路を検討するステージ
インディペンデント・プロデューサー=自由と柔軟性を重んじて小さなビジネスを起こすステージ
ポートフォリオ・ワーカー=さまざまな仕事や活動に同時並行で携わるステージ
引用:要約・書評・感想『ライフ・シフト』3つの新ライフステージ

ただ井上さんはCanをのばしてくれる会社で働くだけではなく、その中でも社会接点と社会体験も大切だと考えられているので、ライフルに所属している人やランサーズを使って働いている人にとってもワークルのような場所は必要になるのでは、と思っています。

 

外山:社会経験を積んで、内発的動機であるWillをもっと強くしたり見つけたりすることが重要だっていうことですよね。そういう意味でワークルみたいな内発的動機を探すためのコミュニティとかサービスとかってあまりない気がするので、その特徴を参加者の人に伝えたいですね。

最後に、1部全体が終わった後に参加者どうなってほしいですか?

 

町塚:自分にとって最適な私を活かして生きるための舞台はどこなのか、今の舞台に違和感があるなら、それをちゃんと認識してほしいなと。

 

外山:一部は生きる場所のサンプル、2部は個のサンプルを知るって感じですね。

あと、私は3部一貫してそれぞれの“私を活かして生きるとは”に対する答えを聞いてみたいです。